阿蘇の田舎の絵本屋


by taketonbon
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王への手紙

これは我が店のラインナップからすると新しい本です。
2005年に初めて翻訳されて岩波少年文庫からでています。
オランダで過去50年間に出された子どもの本の中で
1位に選ばれた本という言葉に惹かれ読み始めました。

すると、なんとなんと止まりません。
とても読みやすくて、イメージが勝手に湧いてきて・・・。

見習い騎士ティウリは、王への手紙を届けるという
重大な任務を背負わされます。
孤独なままに始まった隠密の旅は、
スパイに狙われ続けますが、それでも一人ひとり、
協力者が現れはじめます。

その様子が大自然の中で繰り広げられ、
本当にすばらしい一冊。
子どもが成長してゆく過程にはぜひ読んでほしいなぁ・・・と思います。
高学年・中学生から大人まで。

大人もこの夏休みにどっぷりと浸ってほしい一冊です。
かなりおすすめ。

350ページ位の上下本ですが、あっという間。
これほど早く読んだ本もないんじゃないかな・・・。

f0207652_1224630.jpg王への手紙
トンケ・ドラフト作 西村由美・訳
岩波少年文庫 上840円 下798円

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by taketonbon | 2011-07-24 12:16 | 本棚 | Comments(0)

クワガタ販売中

f0207652_10153755.jpg樹木も歳をとるとおいしい樹液が出るようで、我が家の木にもクワガタやカブトムシがやってくるようになりました。

何匹も取ってくる小5の息子は、先日から虫の販売実習をやっております。ノコギリクワガタ200円というようなポップも自分で作り、ディスプレイも工夫しているようです。

萌の里ではオスメス500円、一匹300円で売られています。

f0207652_1026353.jpg野生で採集したばかりなので元気もいいですよ!先日、飛行機に乗って甥っ子のお家へ行ったクワガタも元気です。

近所で採集ができない方などはぜひどうぞ~!!

一見、パッと見た感じはひじきのようですがね・・・。
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by taketonbon | 2011-07-22 10:28 | 日常 | Comments(0)
清水真砂子さんの講演会やエッセイ集で触れられていたこの本。
やっと読みました。

1925年からの普通のドイツ人家族の話です。
ヒトラーの影響が徐々に強くなって、
隣に住むユダヤ人一家が迫害されていく展開には、
初めて「読みたくないなぁ・・・だけど気になって仕方ない」
という感情をいだきました。

このドイツ人一家は、ナチス党に入ることで、
仕事に就くことができ、暮らせるようになります。
時代に乗らなければ生きていけないという現実。

あとがきで、訳者がドイツのどこにでもあった話だろうと書いています。
訳者が戦後数十年後、ドイツの本屋で
店員にしきりに薦められたのがこの本だったそうです。

国が人々の思想を操っていくという様が、
同じように日本でも戦時中にあったのだけれども、
今の原発安全神話と重なってしかたありませんでした。

とても深い本です。

あのころはフリードリヒがいた
ハンス・ペーター・リヒター作 上田真而子・訳
岩波少年文庫 ¥714

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by taketonbon | 2011-07-20 11:21 | 本棚 | Comments(0)
とらとほしがき
パク・ジェヒョン作 おおたけきよみ訳
光村教育図書 ¥1680
時間=7分くらい 絵本=5歳くらいから


韓国のむかしばなし。日本のふるやのもりに似たお話です。
味のある絵が素晴らしく、緊迫した臨場感が
子ども達にも伝わるようです。

うみべのハリー
ジーン・ジオン文 マーガレット・ブロイ・グレアム絵
わたなべしげお訳
福音館書店 ¥1260
時間=10分 絵本=4・5歳くらいから


海水浴のシーズンがやってきました!
またまたハリーが一騒動やってくれます。
楽しい夏休みがやってくる!! という期待でいっぱいの
子どもたちには、とても嬉しい1冊だったことでしょう。
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by taketonbon | 2011-07-13 10:37 | ボランティア3・4年 | Comments(0)
ベンジーのふねのたび
マーガレット・ブロイ・グレアム作
わたなべしげお訳
福音館書店 ¥1260
時間=10分 絵本=4・5歳くらいから


1学期最後の読み聞かせでした。
急に3・4年生に読むことになりましたが、
しっかり聞いてくれて良かったです。

ゆかいなかえる
ジュリエット・ケペシュ作
いしいももこ訳
福音館書店 ¥945
時間=3分 絵本=3・4歳くらいから


とてもゆったりとでも真剣に聞いてくれてましたね~。
この学校の周りは田んぼに川に山があって、
子ども達もこのカエルたちのように遊んでいるのでしょうね。
絵本の世界が存分に味わえるこの環境を誇りに思わなくては・・・と
実感する日々が続いております。
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by taketonbon | 2011-07-12 10:00 | ボランティア1・2年 | Comments(0)

ディダコイ

店の本棚の本は読むように心がけているのですが、
何年あっても足りないような気がします(笑)。

以前から気になっていた「ディダコイ」を読みました。
ディダコイとは、ジプシーと白人の混血児だそうです。
キジィと言うディダコイの少女がイギリスの田舎町で
差別と偏見の中を生きていくお話です。

当たり前にある差別を包み隠さず物語にしてあるのが
とても凄いですね~。
そして、一人の人間として認め合って生きていくということが、
上っ面だけじゃなくて、子ども達自身の内側から発せられていて、
とても清々しく読み終えることができました。

ぜひぜひ、小学校高学年の子たちに読んでもらいたいわぁ~。

私たちの頃にもあった、父親や男性を毛嫌いする時期というのが
年々下がってきているようで、小学5年生の女子が
今まさにそんな時のような気がします。

これからの学校の男の先生は、女性とちゃんとお付き合いできないと、
この年代の女の子達は手に負えないと思うほどです。

そんな難しいお年頃の女の子が、
ちょっとこれを読んでくれないかな~なんて思ったりしています。
もちろん、先生、親御さんたちも。
こんな本が学校やクラスで浸透してくれたらと思います。

ディダコイ
ルーマー・ゴッデン作 猪熊葉子・訳
評論社 ¥1680

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by taketonbon | 2011-07-06 12:52 | 本棚 | Comments(0)

熊日掲載

小宮 由の翻訳活動の様子が
昨日7月3日の熊日朝刊21面の文化面に掲載されました。
ぜひ、ご一読くださいませ♪
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by taketonbon | 2011-07-04 13:03 | NEWS | Comments(0)