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阿蘇の田舎の絵本屋


by taketonbon
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2011年 07月 06日 ( 1 )

ディダコイ

店の本棚の本は読むように心がけているのですが、
何年あっても足りないような気がします(笑)。

以前から気になっていた「ディダコイ」を読みました。
ディダコイとは、ジプシーと白人の混血児だそうです。
キジィと言うディダコイの少女がイギリスの田舎町で
差別と偏見の中を生きていくお話です。

当たり前にある差別を包み隠さず物語にしてあるのが
とても凄いですね~。
そして、一人の人間として認め合って生きていくということが、
上っ面だけじゃなくて、子ども達自身の内側から発せられていて、
とても清々しく読み終えることができました。

ぜひぜひ、小学校高学年の子たちに読んでもらいたいわぁ~。

私たちの頃にもあった、父親や男性を毛嫌いする時期というのが
年々下がってきているようで、小学5年生の女子が
今まさにそんな時のような気がします。

これからの学校の男の先生は、女性とちゃんとお付き合いできないと、
この年代の女の子達は手に負えないと思うほどです。

そんな難しいお年頃の女の子が、
ちょっとこれを読んでくれないかな~なんて思ったりしています。
もちろん、先生、親御さんたちも。
こんな本が学校やクラスで浸透してくれたらと思います。

ディダコイ
ルーマー・ゴッデン作 猪熊葉子・訳
評論社 ¥1680

by taketonbon | 2011-07-06 12:52 | 本棚