百まいのドレス
2013年 02月 14日
タイトルがきものからドレスに改訳されて随分経つのですが、あらためて読み直しました。
なんてみずみずしいんでしょう。
戦中に書かれたものが、日本では戦後に出版され、
2006年に新版が出ました。
こんな本を読むと、いつの時代でも、
子どもの抱く感情は変わらないんだなぁと実感します。
いつも同じ服を着た女の子がいました。
ひょんなことからその女の子へのからかいが始まります。
このお話は、からかっている女の子の目からみた物語です。
はじめは何気なくからかっていた女の子が、いろんな葛藤をしながら、
一つの答えにたどり着く様子が描かれています。
お腹の下がキューとする感じというのを
読む人それぞれが味わうのではないでしょうか。
それは今の女の子も、大人になった私達も
経験しているからだと思うのです。
その感情に蓋をすることなく、ストレートに描いてあるこの物語を、
いつかはそっと手に取って読んでほしいな・・・と願うばかりです。
百まいのドレス
エレナー・エスティス作 石井桃子・訳
岩波書店 ¥1680
読み物=小学中学年から
なんてみずみずしいんでしょう。
戦中に書かれたものが、日本では戦後に出版され、
2006年に新版が出ました。
こんな本を読むと、いつの時代でも、
子どもの抱く感情は変わらないんだなぁと実感します。
いつも同じ服を着た女の子がいました。
ひょんなことからその女の子へのからかいが始まります。
このお話は、からかっている女の子の目からみた物語です。
はじめは何気なくからかっていた女の子が、いろんな葛藤をしながら、
一つの答えにたどり着く様子が描かれています。
お腹の下がキューとする感じというのを
読む人それぞれが味わうのではないでしょうか。
それは今の女の子も、大人になった私達も
経験しているからだと思うのです。
その感情に蓋をすることなく、ストレートに描いてあるこの物語を、
いつかはそっと手に取って読んでほしいな・・・と願うばかりです。
百まいのドレス
エレナー・エスティス作 石井桃子・訳
岩波書店 ¥1680
読み物=小学中学年から
by taketonbon
| 2013-02-14 10:30
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